好みの金属無垢材から選べるクールなボールペン

ハイタイド「ショーン・デザイン」(税込み1万800円~)。写真は「ショーン・デザイン DLC ステンレススチール」(税込み2万1600円)
[画像のクリックで拡大表示]

 エンジニアであり、プロダクトデザイナーでもある青年、イアン・ショーンが2012年に自ら立ち上げたのが、高級筆記具のブランド「ショーン・デザイン」。その基本コンセプトは、「長く使えるもの」。そのために、ショーン・デザインのペンは全て金属無垢材を削り出したパーツのみで作られている。ゴムやプラスチックなどの部品は一切使わず、100%メード・イン・USAにこだわって製作しているという。

 金属の棒にしか見えない本体は、キャップが本体にネジで留められていて、回すとキャップが外れる。外れたキャップは尻軸にあるネジで固定すれば、ちょうど良い長さのボールペンになる仕掛けだ。また、尻軸にあるネジを回すと、リフィルの交換ができる。ネジで全てが固定された構造は、その高い金属工作技術があってこその製品なのだ。

写真で見ても金属の質感が分かる。上がステンレススチール、下がアルミニウムだ。どちらも米国産の良質な素材を使っている
[画像のクリックで拡大表示]

 素材もパーツの製造も全て米国製というのも、ショーン・デザインのこだわり。素材は、アルミニウム、ブラス、ブロンズ、ステンレススチール、チタニウムなどを使い、それぞれのペンは、単一素材の金属で作られているから、好きな金属の重さや手触りを選べる。もちろん、価格は素材によって異なる。最も安いアルミニウム軸が税込み1万800円、最も高額なアノダイズドチタニウム軸が税込み4万1040円だ。

工具を思わせるディテールがいちいちカッコいいのだ
[画像のクリックで拡大表示]
ライフルの銃弾用の紙筒を流用したパッケージも武骨でそっけないがカッコいい
[画像のクリックで拡大表示]

 何より注目したいのが、リフィルにはフィッシャーの「スペースペンインクカートリッジPRシリーズ」が使われていること。つまり、真空状態や水の中、上向きなど、書く環境や方向を選ばずに書けるペンなのだ。また、世界中で販売されているリフィルなので、購入しやすいのもうれしい。削り出しの金属は強度も高く、防災アイテムとしても活躍しそうだ。フィッシャーの加圧リフィルだからインクの出がスムーズでスイスイ書くことができるのもうれしい。本体デザインと同様にそっけないほどのパッケージだが、それもクール。ギフト用途向きというか、これはプレゼントされるととてもうれしい。

このように、キャップ部分を尻軸に付けて利用する
[画像のクリックで拡大表示]
全てが金属を削り出して作られているから、キャップの着脱はもちろん、リフィルの接続にもネジが使われている。リフィルはフィッシャーのスペースペンのものだ
[画像のクリックで拡大表示]