2017年8月30日から始まった「ギフト・ショーWEEK 2017秋」(関連記事「素材が面白いビジネスギア6選 紙みたいなバッグも」「手作りデジカメも! アイデア雑貨は台湾がアツイ」。9月6日~8日まで開催された後半では、いよいよイベントの核ともいえる「ギフト・ショー2017秋」が開催された。注目したいのは、コンシューマー向けのアイテムを中心に、実用的でギフトとしても魅力的な「大人の生活グッズ」と、浮わつかない製品が増えて面白くなってきた「成熟してきた電子雑貨」が充実していたことだ。この2つの流れが、今回のギフトショーの大きな傾向だった。今回は、実用的でかつギフト用途にも魅力的な大人の道具を6つセレクトした。

イライラも解消、1枚だけ取れる付箋

横田文具「簡単にめくれる付箋ケース」(プラスチック製造メーカーのエイジ化成が販売、年内発売予定)。サイズは付箋に合わせていろいろ用意されている
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 プラスチック製造メーカーのエイジ化成が販売、数々の特許を持つ東大阪市の発明家、横田氏の名前を冠したブランド「横田文具」は、今回のギフト・ショーで最も興味深い展示だった。

 「簡単にめくれる付箋ケース」は、ローラーを回すと付箋が1枚だけめくりやすい状態に立ち上がるというもの。これは横田文具のコンセプトである「“ちょっと不便”をどうしたら解消できるか」をうまく実現している。箱形の付箋ケースの端の部分にローラーが付いているだけのシンプルな構造なのだけど、確実に1枚めくることができるし、操作はローラーをほんの少し回すだけと簡単。四角と丸を組み合わせただけのデザインは、机の上に置きたくなる道具としても魅力を放っている。

ローラーを少し回すと、このように付箋が1枚せり上がる
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 他に、はさみの刃に付いているキャップをハンドル側にスライドさせるだけで使用できる「キャップがなくならないはさみ」や、コンパクトなテープカッターなのにワンタッチでテープの端にタブがつくれる「タブもつくれるテープカッター ハンディタイプ」など、本当にちょっとだけ便利で、ちょっとだけカッコいい文房具がそろっていた。

横田文具「キャップがなくならないはさみ」(年内発売予定)。大型の角形デザインと小ぶりの丸形デザインがある
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キャップをハンドル側にスライドさせると、普通にはさみとして使えるようになるのだ
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横田文具「タブもつくれるテープカッター ハンディタイプ」(年内発売予定)。コンパクトなケース兼用のテープカッター
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接着テープを切ってふたをすると、自動的にテープの端が折り曲げられて、次の引き出しが簡単になる。タブを作らないようにすることも可能
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 「ちょっとした便利」と、それを持っていたいと思わせる「ちょっとしたカッコ良さ」がうまく融合すると、こんなにも使えて、ノベルティーでもらったらとてもうれしい文房具ができるのだなあと、しみじみ感動した。