毎年2月と9月に東京国際展示場の全館を使って行われる巨大なギフト製品見本市、「東京インターナショナル・ギフト・ショー」。今回は「ギフトショー・ウィーク2017」と題し、8月30日~9月2日、9月6日~8日の7日間に渡って開催された。前半の8月30日~9月2日で開催されるのが「ギフトショー LIFE×DESIGN 2017秋」。BtoB要素が強かったギフトショーに対し、コンシューマー向けの展示会にしたものだ。さらに最終日は一般に開放し、各ブースでの物販も可能にするなど、新しい形の展示会ビジネスを模索しているイベントとしても注目が集まっている。

大人のためのクールな小物が満載

 まずは、前半の「ギフトショー LIFE×DESIGN 2017秋」の中から、2回に分けて紹介する。今回目立ったもののひとつが、カッコ良さと機能を融合した、財布や名刺入れなどの小物だ。しかも、台湾のメーカーや、日本のブランドに面白いものが多く見られた。それらの中から、今回は身に付けて使うツール6点を紹介する。

台湾から上陸。いぶし竹とアルミの融合が新鮮

TA+d「SLIDE」(日本発売未定)。竹とアルミニウムだけで作られた名刺入れ
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 台湾の雑貨ブランドTA+dは、いぶし竹を使ったペンスタンド、iPhoneスタンド、万年筆などを展示していたが、中でもいぶし竹名刺ケースの「SLIDE」と「SLIDE LIGHT」は、ここ数年で見た名刺入れの中でも最上位に入るのではというくらい出来の良い製品に仕上がっていた。

 いぶし竹をトレイ状に仕上げたケースにスライド式のアルミニウムの板でふたをしたSLIDEは、そのシンプルな形状がカッコ良く、また持ったときの手になじむ曲線と軽さが際立っている。いぶし竹のシックな色合いや温かな触り心地と、ふた部分のアルミニウムの冷たい触り心地は、名刺入れなどでは味わったことがなく新鮮だ。この質感の面白さだけでも十分に良い。

ギフト用のパッケージもカッコいい
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手前が「SLIDE」、奥が「SLIDE LIGHT」
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 中の名刺を1枚取り出すにはふたをスライドさせるのだが、これが片手の親指だけで行えるのだ。ふたを下方向にスライドさせ、中の名刺を上方向にスライドさせれば、キレイに1枚だけ名刺が取り出せる。この操作の気持ち良さもほとんど経験したことがない。プラスチック製で似たような操作性のものはあるが、質感も含めここまでの心地良さはなかった。

「SLIDE LIGHT」は、超薄型名刺入れ。それでも親指一本で名刺を取り出せる
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 SLIDE LIGHTは、やはりいぶし竹とアルミニウムを使った名刺入れだが、数枚だけ入れてポケットなどに忍ばせられる超薄型の名刺入れだ。最厚の部分でも4mmしかないので、手帳を入れた胸ポケットにも入れておくことができるほど。それでいて、片手で名刺を取り出せる機能はそのまま。シンプルでシックなデザインも見事な出来なのだ。まだ、日本での流通は決まっていないようだが、機能的でラグジュアリー感もある製品がそろっているので、早く日本でも普通に買えるようになることを期待する。