バックパックは基本的に家を出るときに背負って目的地に着いたら下ろす、というスタイルで使うもの。使い方としてはキャリーケースと同じで、大きなメインコンパートメントを中心にしたシンプルな構造になっていることが多い。だから、あまり移動中にモノを出し入れしたり、ポケットに分けて収納したりといった使い方は想定されていない。背中に背負うのだから当然のことだが、ブリーフケースやショルダーバッグのようにこまめにモノを出し入れできる機能が欲しい場合もある。

背負ったままモノが取り出せる機能派リュック

ビジイ・ビーバー「DSC ラウンドシェイプパックL」(2万9900円)
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 ビジイ・ビーバーの「DSC ラウンドシェイプパッグ L」は防弾チョッキの表面素材として開発されたDSCナイロン製のバックパック。最大の特徴は、ビジネスバッグ並みの豊富なポケット類。もちろん、大きなメインコンパートメントが中心になっているので、通常のバックパックとして使うことができるが、荷物が少ないときはマチ幅を小さくして全体を薄くすることができるため、街中で使っても背中側が大きく張り出すことがなく、電車に乗る際などに手で提げて持ってもラクに立っていられる。

 マチ幅を6cmも増減できるというのは、実際に使ってみると、大きさの違うバッグを2つ持っているようなものだ。マチ幅を広くしても全体のデザインが崩れず、いかにもマチを広げました、という感じに見えないのがよい。メインコンパートメントの内側のサイズは通常8cmだが、6cm広がって14cmの幅になるので、かなりかさばるものも簡単に収納可能。スマートな通勤バッグが出張用リュックに変身するようなものだ。

広いメインコンパートメントは上部(写真手前)にポケットがある。小物類はここに入れておくと出し入れしやすい。マチを広げたときの底板も内蔵(写真奥)
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通常はマチが薄いスマートなバックパックとして利用可能
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この部分を開くとマチ幅が6cm広がり、全体で14cmになる
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