梅雨だけでなく、夏から秋までが雨期ではないかというほど雨が降る今の日本。ゲリラ豪雨もあり、日ごろからの雨対策は、もはや傘だけでは足りない。ということで、ビジネスに使える防水バッグを紹介する。

 防水バッグというとアウトドア風のデザインが多いのだが、最近は晴れの日にも使える、スーツに似合う防水バッグが増えている。普段使いのバッグの中に防水バッグを一つ持っておくと、とても心強い。

※価格は全て希望小売価格

ビジネスのための防水リュック

吉田カバン「ポーター ズーム リュックサック」(税抜き4万3000円)色は、写真のブラウンの他、ブラックもある

 防水対応のリュックの場合、ビジネスに使えるといっても、なかなかスーツに合わせられる大人仕様のものは少ない。その点、吉田カバンの「ポーター ズーム」の牛ステアを使ったものは、素材の高級感が際立つ上質な製品だ。防水の機能としては、革になめしの段階でスコッチガードを含ませるという手法で、単にコーティングする以上のはっ水、はつ油の機能を持たせている。もちろん、革製品なのでぬれたら放置せず、きちんと表面の水分や汚れを拭きとる必要はあるが、使用時のぬれを気にしないで使えるのは助かる。

 もちろん、ナイロン部分はPVC加工されているし、ファスナーは止水ファスナーを使用していて、かばんの内部への浸水にも対応。かなりの雨でも内部がぬれることはない。W295×H480×D160mmと縦長のフォルムは、A4判ファイルどころか、ノートパソコン、さらには長めの折り畳み傘もラクに収納可能。

上質な牛ステア革はスコッチガードをなめしの段階で含ませたはっ水性の高い素材。ファスナーには止水ファスナーを使用している
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 下部の両側面に小さなポケットが付いているが、ここもちゃんと止水ファスナーだ。背負った状態の右側ポケットにはキーリングも付いていて、雨の中での鍵の取り出しなどがラクにできるのも実用的。

二層構造になっていて、背中側にはPCなども入れられるクッション付きのポケットを装備。下部の小さな小物入れポケットも止水ファスナーになっている丁寧な仕様
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 縦長で体に沿うデザインや、スマートながら2コンパートメントタイプでPCなどは背中側に入れて保護できる構造、下部はPVC加工のナイロンを使ってカバンを下に置いても汚れにくくするなど、悪天候仕様と普段使いの便利さが融合している構造が見事だ。