2018年5月30日~6月1日、家具や生活用品、雑貨やかばん、文具といったライフスタイル全般を扱う見本市「インテリアライフスタイル東京2018」が東京ビッグサイトで開催された。今回は、生活用品に一工夫あるものが目立った印象。文房具関係もアイデアが際立つものがそろい、手に取ると「欲しい」と思わせる、説得力のある製品が数多く展示されていた。

 今まで展示会では、ビジネスツールなどが展示されることは少なかったが、今回は、アイデアとデザインがきちんと機能した文房具やかばんが目立った。その中から、すぐに一線で使えそうな製品5点を紹介する。

マチなしサコッシュが機能トートに早変わり

アッシュコンセプト「トポロポ」(6000円)。2018年7月下旬発売予定。この2つのバッグは、実は同じ製品。色は、ブラック、グレー、ネイビー
[画像のクリックで拡大表示]

 マチが広がるバッグは珍しくないが、マチが広くなったり、狭くなったりすることでバッグの形状が大きく変化して、機能まで変わってしまうのが、アッシュコンセプトの「トポロポ」。

 構造自体は、それほど複雑ではない。しかし、マチがないサコッシュのような形状のショルダーバッグの周囲のファスナーをぐるりと開くことで、大きめのトートバッグに変身。その変形の度合いの大きさにちょっとビックリする。

ショルダーバッグ状態だと、サコッシュ風のスリムなルックス
[画像のクリックで拡大表示]

 このバッグには太めのショルダーストラップが付いているのだが、そのストラップにもファスナーが付いていて、開くとストラップが2つに分かれる。トートバッグに変形させると、これが二本手のストラップへと変わるから、肩に下げた状態での物の出し入れがラクになる。

 さらに面白いのは、ショルダーバッグ形状のとき、トートバッグに変形するための大きなマチが内側に折り込まれているのだが、それ自体がポケットになるのだ。しかも、防水生地が使われているので、ぬれた傘やペットボトルなどを入れておけるポケットとして機能する。

内側には、防水加工された大きなポケットが2つある
[画像のクリックで拡大表示]
このポケットにはサイドのファスナーからも中のものが出し入れできるので、ペットボトルや傘などの収納に最適
[画像のクリックで拡大表示]

 トポロポを最初に見たときは、単におしゃれなショルダーバッグとトートバッグが置かれているとだけ思い、見過ごすところだった。それくらい変化が大きいというか、どちらの形状でもきちんと実用的なバッグなのだ。

 ショルダーバッグのポケットの内側がトートバッグの外側になる構造はトポロジー(位相幾何学)の考え方から生まれたアイデアということで、名前も「トポロポ」になったという。

このストラップにもつながっているサイドファスナーを開くと、カバン内部のポケットが外に出てフォームチェンジ
[画像のクリックで拡大表示]
このように、大きめのトートバッグに変形する
[画像のクリックで拡大表示]
ストラップも2本に分かれ、マチが大きい実用的なトートバッグになるのだ
[画像のクリックで拡大表示]