多種多様なパーツを組み替えることで、旅行や出張、日々の通勤、街歩きから自転車旅行まで、さまざまな用途に対応するバッグが登場した。それがスイスに本拠地を置くデザインハウス、FLINKの「SLICKS」(6月下旬発売予定)だ。

「SLICKS」(本体3万5000円、オプションパーツ付きのコンプリートキット4万8000円)。基本は、このようにバックパックとして背負うスタイル。色は、下の黄色いタグの部分が黒いブラックタイプもある
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 SLICKSは、用途に合わせていちいち別のバッグを用意して収納場所に困ってしまう私のようなバッグ好きには、ありがたいコンセプトのバッグだ。しかも、いかにも多機能という雰囲気ではなく、シンプルなデザイン。今までにないコンセプトなだけに、その魅力を伝えるには多少の説明が必要だろう。

 基本的なデザインは、ソフトシェルタイプのバックパックだ。ただ、メインコンパートメントの開き方は長辺をちょうつがいにしたスーツケースっぽい感じで、開けた中の様子もキャリーバッグなどの旅行カバンに近い。

 片側は大きなメッシュのオープンポケットの下にさらに2つのポケットがあるという3段重ね仕様で、着替えやタオルの収納に使える。もう片側は56cm×33cm、奥行きも8cmと、広々としたスペースになっている。これだけでも旅行カバンとしては十分なのだが、さらにこの広いスペースにさまざまなオプションパーツを入れて使うのが、このバッグの面白いところだ。

手前が3層構造のオープンポケットが用意された部分、奥がメインコンパートメント
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