かばんメーカーのエースが、2018年6月上旬にビジネス向けスーツケースのシリーズ「DP CABIN ONE」3製品を発売する。これは持つ人の行動パターンによって選べる独特な機能を持った製品だ。「通常、お客様からの要望を元に新しい製品を開発するが、今回は、お客様の使い方を想像し、その中で日常のストレスを軽減するためのアイデアを製品化した」と、エース MD統括部の南谷誠サブマネージャー。

 シリーズ名の「DP」は、Depend on Purposeの頭文字で、目的別の意味。例えば、ビジネス向けのスーツケースは、ポケット付きが圧倒的に人気だが、そのままポケットを付けるのではなく、「なぜ前面のポケットが欲しいのか」を考え、その用途や目的に合わせて製品を考えていく。

 サイズは3製品ともに機内持ち込みサイズ。通常、スーツケースは容量から選ぶことが多いが、出張時のトラブルやストレスを考え、それらを解決する機能を持つかばんを3パターン作ったという。

 「デザインは、形だけではなくて問題の解決を提案するものでもある。そういう考え方を形にした。また、すでに細分化したビジネス向けスーツケースの分野では、ニッチなものづくりが重要。ニッチな層に確実に響けば、多少独創的過ぎるアイデアでも、お客様はこちらが想定しなかったような使い方を考えてくれる。それが大きなマーケットになると考えている」と南谷サブマネージャー。

 そんなニッチ層に向けたアイデアを盛り込んだ3機種の特徴を紹介していく。