エンターテインメントな調理道具

 展示品のなかで最も時代を象徴しているなと感じたのが、「踊るたこ焼き器」です。たこ焼きといえば、何年も学ばないときれいな丸に焼くことができないといわれているのですが、最近はたこ焼きのチェーン店が増え、プロが足りないことからアルバイトの人でもすぐにうまく焼けるように試行錯誤しているようです。そこで登場したのがこれ。たこ焼きの鉄板自体が自動で回転するので、生地と具を入れたらあとは調理器におまかせ。

 これなら技術はいらないし、アルバイトの人でも、生地を流し入れたらあとは見ているだけでOK。しかも、生地の回転の仕方がまるでダンスでもしているようで、注文した人も楽しめるというわけです。まさにエンターテインメント。

たこ焼き器「全自動くるくるマシーン」(参考商品)
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 この機械は100万円以上もする高額なものなのですが、一からたこ焼きの技術を教える手間と時間、人件費を考えると、この機械を導入すればすぐに店は成り立ち、元が取れるのだそうです。すでにインスタなどにも取り上げられているそうで、話題性は抜群です。

どんなに雑に使っても傷つかないカトラリー

 技術の進歩はすごいと改めて感じたのが、カトラリーでした。最高級のステンレスSUS316Lを使い、腕時計に使われている表面硬化技術「サックススーパー700」をカトラリーで初めて採用した、サクライの「ゼウス」シリーズです。

 このカトラリーの特徴は、金属タワシで思い切りこすっても傷がつかず、新品のときの輝きがそのまま続くということ。半永久的に使えるのだそうです。それなのに、1本1100~2500円とリーズナブルなのが驚き。これはさっそく仕入れることにしました。(談)

サクライ「ゼウス」シリーズ(1100~2500円)
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■変更履歴
記事中に誤りがありました。初出時にサクライの「ゼウス」シリーズの価格は1本2200円としていましたが、正しくは1本1100~2500円でした。お詫びして訂正します。[2018/06/04 05:00]

(文/広瀬敬代)