源氏物語の美女7人が万年筆になった

セーラー万年筆×キングダムノート「源氏物語 玉鬘(たまかずら)」(税込み4万2120円)
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 セーラー万年筆の「プロフェッショナルギアレアロ」をベースに、キングダムノートが源氏物語をイメージして作ったコラボモデル。シリーズ第1弾は、山吹色の軸の「玉鬘(たまかずら)」。光源氏が失った恋人、夕顔の忘れ形見の玉鬘である。源氏の下に身を寄せることになる玉鬘の正月の衣装のために源氏が選んだ、紅に山吹の花をイメージして作られている。

 平安の装束の重ねを意識して、裾や襟元から別の色がのぞく面白さを、軸本体と天冠、首軸、尻軸の色を変えることで表現。インク吸入式でインクが入る部分が透明になっているプロフェッショナルギアレアロなので、インクの色と軸の色の合わせを楽しめる。

 シリーズは、この玉鬘の中に描かれる「衣配り」の場面に着目。ここで光源氏に装束を選んでもらう七人の女性、つまり、玉鬘、紫の上(むらさきのうえ)、明石の姫君、花散里(はなちるさと)、末摘花(すえつむはな)、明石の君、空蝉(うつせみ)をイメージした全7本になるという。

ややふっくらしたクラシカルなデザイン。軸中央にあるリングのような部分はインクの残量を見る窓だ
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 また、それぞれの女性に合わせたオリジナルインクが2種類ずつ発売される。第1弾は「瑠璃君(るりぎみ)」と「山吹の細長(ほそなが)」。それが1カ月おきに発売され、シリーズ完結のあかつきには、万年筆7本、インク14色がそろう。万年筆は、特製の箱に入り、インク1瓶と畳でできたインク瓶置きが付属する(付属するインクは未定)。毎回、現定数35セット。ベースは、インク吸入機構内蔵で扱いやすさに定評のあるプロフェッショナルギアレアロだから、ハードに書くことができる。この玉鬘のような、和の明るい色を前面に出した万年筆というのも珍しいし、面白いコレクションになりそうだ。

ペン先には山吹の花の刻印がある。セーラー万年筆こだわりの21金。紙へのタッチの柔らかさに定評がある
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キャップを外したときにちらりと中の紅がのぞく。インクの窓と合わせて色の重なりを楽しめる
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