2017年2月8~10日に開催された巨大なギフト製品見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」のなかで盛り上がっていたのが「レイングッズ」だ。防水機能の進化に驚いた。

フルオート、外側に折れても元に戻る? 「傘」は進化中

 ギフトショーの最近の傾向としては、奇をてらわず、素材や製法に工夫が見られるものや、すぐに使える便利なものなどが中心。そして、今回、なぜかレイングッズ、防水関係の製品に面白いものが多かった。

 傘では、ついにというか、ようやく出たと思ったのが、東京丸惣の「SMART・T AUTO」。電動式のフルオート傘だ。

 開閉ともにフルオートの折り畳み傘は今では珍しくないが、この傘はなんと電動。ボタン一つでゆっくりと開き、ボタン一つでゆっくりと完全に閉じるのだ。従来のフルオートの折り畳み傘は、閉じるときに最後のシャフトを縮める動作は手動だったし、開くときは「バシュッ」と勢い良く開くため、水が飛び散ったりした。そのあたりが解決されたのだ。しかも、シャフトが重くなったり、太くなったわけではないところがすごい。

 充電は柄の部分にあるマイクロUSB端子から行い、モバイルバッテリーからでも充電が可能。フル充電で約150回の開閉ができるという。とにかく、この傘のゆっくり開閉する動作が面白くて、じっくり見てしまった。

東京丸惣「SMART・T AUTO」(2万1600円)。サイズは58cmと65cmの2種類
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柄にあるボタンで開閉する
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 また、長寿の里の「ポキッと折れるんです」は、強風などにあえて逆らわず、傘の骨が外側にポキッと折れ、一度閉じてもう一度開くと元通りに直るという、“人より傘を守る”タイプ。破損した傘が路上に捨てられるのは危険だし、傘が壊れるより一時的に雨に濡れるほうがいいという発想も悪くないのかもしれない。

長寿の里「ポキッと折れるんです」(オープン価格)。骨が細めだが、見た感じは普通の傘だ
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強風でこんなふうになっても、傘を閉じて開けば元通り
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