毎年2月と9月に、東京国際展示場全館を使って行われる巨大なギフト製品見本市「東京インターナショナル・ギフトショー」が、2017年から規模をさらに拡大した。2月上旬をギフトショー・ウィークとし、2017年2月1~3日を「ギフトショー LIFE×DESIGN」、8~10日を「ギフトショー2017春」と全6日間にわたるイベントとして開催された。まず、「ギフトショー LIFE×DESIGN」で展示されていた注目のアイテムを紹介する。

 先に行われる「ギフトショー LIFE×DESIGN」は、「暮らしとデザイン」の見本市として開催された。従来のギフトショーの5分の1以下の規模になったが、デザイン関係の見本市としては十分。従来と違う点は、デザイナーやクリエイターの個人ブランドを中心に紹介する「ACTIVE CREATORS」の規模を拡大。さらに、インテリアや住まいのコーディネートなどの、ライフスタイル提案系の展示を加えたものになったことだ。

 まず、「ギフトショー LIFE×DESIGN」で展示されていた注目のアイテムを紹介する。今回は、“贈る物”という今までのテーマとは異なり、自分で使う、自分の生活の中に取り入れたい、と思わせるアイテムが中心になった。展示されていた製品は、暮らしの提案的なものと、従来の技術や伝統をデザインの視点で見直す製品に大きく分かれる。ここでは、暮らしの中の雑貨としての新しい提案を見せてくれた製品から紹介する。

部屋でロードバイクを鑑賞するためのグッズ!?

 玉石混交のカオス的なギフトショーならではの面白さと、ライフスタイル提案が結びついた製品としては、依田工業所とアンノデザインオフィスの「BIKE shield」が良かった。

 高価なロードバイクは自転車置き場に置きっぱなしにしたくないと、部屋に持って上がるユーザーに向けた、ロードバイクを部屋にキレイに飾るための透明シールドだ。アクリル樹脂で作られた自転車カバーなのだが、その上から貼る各パーツを説明するキャプション的なものを転写シートで別途製作してくれる。まるで自転車雑誌の解説図のような形で、自転車を鑑賞できて、小さい子どもがいる家庭でも安心して自転車を置けるようになるわけだ。価格は10万円から12万円程度を考えているという。

依田工業所×アンノデザインオフィス「BIKE shield」(予価12万円前後)。写真は片側のみだが、実際は、このシールド2つを使って左右から挟み込む
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