荷物を持ち歩くのにリュックやバックパックはラクだが、普段使いするにはいろいろと面倒な点がある。歩いている途中で中の荷物を取り出すには一度下ろさなければいけないし、中から目的のものを一つ出すのが苦手なデザインのものが多い。電車に乗るときは前に背負い直さなければならない。歩きながら、知らず知らずに後ろにいる人に迷惑をかけることもある。

 しかし、ワンショルダーバッグなら、リュックほどの収納力はないものの、荷物を軽快に持ち歩くことができ、歩きながらモノを出し入れするには最適ではないだろうか。

 一方で、ボディーバッグというものもある。これはたすき掛けスタイルで手回り品だけを持ち歩くためのバッグで、ワンショルダーバッグの小型版のようなものだ。ただ、ボディーバッグの小ささ、デザインのポップさなどは、どうも大人には似合わない。かといって、ウエストポーチではかっこ悪い。小ぶりのワンショルダーバッグは、そういったバッグの代わりに使うのにとても合っている。リュックにもボディーバッグにも今一つ魅力を感じられない人の間ではこのようなワンショルダーバッグが注目されていて、このところ種類が増えている印象がある。

 ワンショルダーバッグは、リュックから派生したものと、ボディーバッグから派生したものの二つに分かれる。そこで、今回は「リュックから派生したもの」と、「ボディーバッグ的なもの」をそれぞれ3つずつ、厳選して紹介する。並べてみると、リュックにもボディーバッグにもない、新しいジャンルとしてのワンショルダーバッグが生まれつつある状況も見えてきた。