そろそろ夏休みの海外旅行の計画を立てている人もいるだろう。今年は例年より長く休めるので、夫婦2人、もしくは1人で欧州へ……と考えても、お盆シーズンは航空券が高すぎて諦める人も少なくないのではないだろうか。確かにハイシーズンの欧州への直行便は最低でも往復1人15万円程度、航空会社や目的地によっては20万円以上かかることもある。

 そこで提案したいのが経由便だ。乗り継ぎするので直行便より時間はかかるが、往復10万円以下で欧州へ行ける可能性もある。筆者が特に薦めたいのが、中東系の3社。UAEのドバイを拠点とするエミレーツ航空、カタールのドーハを拠点とするカタール航空、UAEのアブダビを拠点とするエティハド航空だ。

エミレーツ航空は1985年に設立。85カ国158都市に就航している
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カタール航空は1997年に設立。150都市以上に就航
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 これら3社はそれぞれ日本の主要空港に就航している。エミレーツ航空は羽田、成田、関西の3空港から、カタール航空は羽田、成田の2空港から、エティハド航空は成田から、それぞれ1日1往復運航している(エティハド航空は中部からも北京経由で週5便運航)。

エティハド航空は2003年に設立されており、紹介する3社のなかでは最も新しい航空会社
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 日本から中東へ向かうには、片道10時間半~11時間半程度(復路は10時間前後)かかるので、ここからさらに乗り継ぎすることを考えると敬遠してしまう人もいるかもしれない。だが、ドバイ、ドーハ、アブダビからパリ、バルセロナ、ロンドンまでは片道6時間半~7時間半程度。ローマやミラノまでは6時間程度。アテネなら片道4時間半~5時間程度で着く。一度中東に到着してしまえば、欧州へはどこにでもアクセスしやすいのだ。