2017年度の年間観光客数がついにハワイを抜き、国内外から人気を集めている沖縄県。なかでも注目を浴びているのが石垣島だ。2013年3月に新空港(新石垣空港)が開港して本州からの直行便が離発着できるようになり、大都市圏からのアクセスが向上。現在は那覇からだけでなく、羽田空港からもANAとJTA(日本トランスオーシャン航空)の直行便がそれぞれ1日2往復就航。また、関西、中部、福岡からもANAが直行便を運航している。また、台湾や香港からも近いので、現在、台湾のチャイナエアラインと香港の香港エクスプレスの両社も乗り入れている。

 LCC(格安航空会社)の香港エクスプレスが運航する香港-石垣線は3月末~10月末までのサマースケジュール期間中は週5往復を運航。セール運賃発売時には空港税などの諸経費を含めても片道1万円以下で購入できる。また、羽田-香港線も深夜早朝時間帯に運航しており、香港-石垣線同様、片道1万円以下で行ける(セール運賃で購入した場合)。果たして、片道2万円の香港、石垣島旅行で快適な旅ができるのか。そこで今回、筆者は香港エクスプレスを使って、東京から香港経由で石垣島に行ってみた。

香港エクスプレスは東京、大阪、名古屋、福岡などに就航。公式サイトからは今回のような周遊ルートが検索しづらいので、航空券の運賃比較サイト「スカイスキャナー」を利用するのがおすすめだ
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手荷物の超過料金に注意

 出発は3月下旬。運賃を検索すると、空港税や支払い手数料などの諸経費込みで2区間合計2万1000円だった。これは羽田-石垣直行便のANA「旅割」やJAL「先得割引」の金額に近い。香港に立ち寄るので遠回りになるが、一度の旅行で香港と石垣島の両方を楽しめるというのが魅力的だ。

 注意したいのは、手荷物のオプション料金。香港エクスプレスは手荷物の超過料金として1区間あたり約3000円程度かかる。今回2区間なので、6000円近くかかる計算だ。機内に持ち込める量の手荷物に抑えるのがいいだろう。なお、香港エクスプレスの手荷物の機内持ち込みは7キロが上限(身の回り品は含まず)。筆者は荷物が多かったので、石垣島で使う分は事前に宅配便でホテルに送ることにした。送料はかかるが、それでも超過料金を支払うよりは安い。さらに、経由地の香港では荷物を持たずに観光できるというメリットもある。