国内の格安航空会社(LCC)が大きく変わろうとしている。ANAホールディングスが出資するピーチとバニラエアの両社が2019年度末をめどにピーチを基盤に統合することが、2018年3月22日に発表された。

 2018年度下期より両社の統合へ向けたプロセスを開始。遅くても2020年春までにはバニラエアの機体は全てピーチの機体に塗り替えられる。さらに、ANAホールディングスの片野坂真哉社長は「現在35機ある機体を今後は50機以上に増やし、50路線以上に拡大する」と話す。ピーチの拠点は関西空港、バニラエアの拠点は成田空港だが、今回の統合によって新生ピーチは首都圏・近畿圏の両方に強いLCCとなるだろう。

現在、ピーチは国内線15路線、国際線14路線の合計29路線を運航。今回の統合でLCCの国内路線では新生ピーチとジェットスター・ジャパンが2強となり、エアアジア・ジャパンと春秋航空日本(スプリング・ジャパン)がそれに続くことになる
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