このところ、各航空会社はエコノミークラス(以下、エコノミー)とビジネスクラス(以下、ビジネス)の中間「プレミアムエコノミークラス」(以下、プレエコ)を強化している(詳しくは関連記事「【出張者必見】いま航空会社が『プレミアムエコノミー』を強化する理由」を参照)。そこで今回は羽田、関空、札幌からハワイ・ホノルルへの便を運航するハワイアン航空のプレエコ「エクストラ・コンフォート」に搭乗し、違いを探った。

 ハワイアン航空のプレエコの特徴は、エコノミーに片道1万4000円を追加するだけで、気軽に利用できること。プレエコは羽田・関空発着のエアバスA330型機で利用できる。

ハワイアン航空のA330型機
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座席はエコノミーと同じだが、シートピッチが広い

 筆者は羽田空港を23時55分に出発するホノルル行きハワイアン航空458便に乗るべく、22時すぎに羽田空港国際線ターミナルへ向かった。この便だと仕事を終えてからでもゆっくり空港へ向かうことができるので便利だ。チェックインカウンターは、ビジネスとエコノミーのチェックインカウンターに分かれているが、プレエコはエコノミーと同じチェックインカウンターで、無料で預けられる荷物もエコノミーと同様に23キロ以内の荷物2個までとなっている。

プレミアムエコノミークラスはエコノミークラスと同じチェックインカウンター
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 そして、出国審査を済ませて搭乗ゲートへ。ここで初めてプレエコの恩恵が受けられた。優先搭乗サービスによって、エコノミー利用客の長い行列を横目に先に搭乗できたのだ。

 エアバスA330型機の機内に入ると、ビジネスのすぐ後方にプレエコ「エクストラ・コンフォート」40席(2-4-2の座席配列)が設置されている。

プレミアムエコノミークラスの座席配列は2-4-2
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 座席自体はエコノミーと同じだが、違いはシートピッチ(座席の前後間隔)。通常のエコノミーでは31インチ(約79センチ)であるのに対し、プレエコは36インチ(約91.44センチ)と広い。足下がかなりゆったりした印象で、座った瞬間に片道1万4000円の追加料金を払う価値はあると思ったほどだ。

ビジネスクラスのすぐ後方にプレミアムエコノミークラスのエリアがある
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プレミアムエコノミークラスのシートピッチ(座席の前後間隔)は36インチ(約91.44センチ)と広い
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