好きなお菓子の味も、食べ続けると飽きてしまう。そんな課題に立ち向かったのが、湖池屋から発売された「じゃが味+(プラス)」。縦型容器のスナック菓子で、食べている途中で添付の粉を混ぜることによって味を変えられる“味チェン”スナックなのです。

「じゃが味Plus」(湖池屋)は「ベーコン味~カルボナーラ味」と「チーズ味~ティラミス味」の2種類

 具体的にいうと、スナック菓子で人気のベーコン味やチーズ味が、途中から食事やデザートで人気のカルボナーラやティラミスの味に変化するのが特徴。どの程度の変わりようか、味覚センサーで検証してみましょう。

“味チェン”はギリギリ変化が分かる強さがミソ!?

 今回も味香り戦略研究所のラボにある味覚センサーで、店頭で購入可能になっている「じゃが味+ ベーコン味~カルボナーラ味」の味を測定し、5味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)の強弱を調べました。(味覚センサーについては以前の記事を参照)。

(1)スナックのみ、(2)パウダー(カルボナーラ味)の粉のみ、(3)スナック+パウダーをミックスしたもの(=味チェン)の3つのサンプルを組成して味を分析。右に行くほど塩味が強くなり、上に行くほどコク(うまみの後味)が強くなる
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 グラフは右に行くほど塩味が強く、上に行くほどコク(うまみの後味)が強い傾向を示しています。スナックにパウダーを加えることで右上に移動しているのが分かると思います。これは、スナックの味が全体的に濃い方向に移ったことを意味します。

 注目したいのは、味の変化が分かるかどうかギリギリの強さになっていること。この微妙な設定にどんな意味があるのでしょうか。