こんにちは、西友の富永です。

 川崎市の溝の口駅前に「メンズキッチン」という料理教室があります。その名の通り、男性のみを対象としており、ユニークな方針で人気を集めています。

写真提供:メンズキッチン
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 この料理教室の特徴は、まず1回4時間と長いこと。最大30人の参加者が6人単位の班に分けられ、それぞれの班のなかで3人×2チームになって料理を仕上げていきます。

 参加している男性はバラエティに富んでおり、20代の若者と60代のシニアが一つのまな板を囲むこともしばしば。そうして、参加者たちは4時間を通じて結束を強め、旧来の友人のようになることもままあるそう。参加者に共通しているのは、ほとんど包丁を持ったことがないこと。なので、大さじと小さじの違いや、強火・弱火の概念など、ゼロからスタートするそうです。

 このメンズキッチンを主催するのは、“男子料理研究家”の福本陽子さん。彼女は最近「料理ができる男は無敵である」という刺激的なタイトルの著書を出されたので、ご存じの読者もおられるかもしれません。福本さんは9年間、マーケティング・コンサルティングの仕事をされたあと、メンズキッチンを立ち上げました。以来6年間、順調に生徒を増やし、いまでは募集をかけたとたんに埋まってしまうほどの人気となっています。

 あまたある料理教室の中で、なぜ受講者はメンズキッチンを選ぶのか。みなさん、興味が湧きませんか。今回は福本さんに伺ったお話をもとに、メンズキッチンの狙い、ひいては男性が料理を学ぶことの意味などについて考えていきましょう。

「料理ができる男は無敵である」(福本陽子著、サンマーク出版、1400円)
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“男子料理研究家”の福本陽子氏
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