みなさん、こんにちは。西友の富永です。

 今回のお題は「2016年はxxに注目!」。普段一緒に仕事をしている仲間と考えた結果、「リオ五輪」「自動運転車」「民泊」「電力自由化」などいろいろなトピックが出ましたが、ここでは「短パン社長」を取り上げてみたいと思います。

短パンを正装にしたい!?

 ところで、読者のみなさんは、短パン社長をご存じですか?

 短パン社長とは、アパレルメーカー・ピーアイの奥ノ谷圭祐社長のことです。テレビのバラエティ番組などでかなりの露出があるので、ご存じの方も多いのではないかと思います。「短パンを正装にしたい」というモットーで、どんな場所でもファッショナブルな短パン姿で登場する、極めてユニークなキャラクターです。

 彼の短パンへのこだわりは筋金入りで、高価なスーツのパンツをわざわざ裾上げして短パンに仕立てるほど。また、顧客向けのノベルティも、短パンを履いた下半身をモチーフにした「短パンキーホルダー」「短パンカレンダー」などと徹底しています。

 また、テレビ番組に出演しているさなかにも、突然スマホで自撮りしたり、クイーンの「I Was Born To Love You」を歌いながら、重ね着した短パンを一枚ずつ脱いで観衆に投げていくというインパクトの強い持ちネタを披露したり、好物であるカレーライスをさらに世に広げるために「Yes! Curry Rice!」というキャッチフレーズを多用したりと、芸能人さながらの異彩を放っています。

 どうでしょう? これまで短パン社長をご存じなかった方も、興味をそそられませんか。しかし、そのキャラクターや言動は本業であるアパレルビジネスに役立っているのでしょうか。

 そこで今回のコラムでは、短パン社長がそのキャラクターを前面に出すことの意味・効果を探り、そして今年注目してみたいポイントを考えたいと思います。

“短パン社長”こと、アパレルメーカー・ピーアイの奥ノ谷圭祐社長
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