ハンガリーの建築学者、エルノー・ルービック氏が考案した立体パズル「ルービックキューブ」は、記憶力や空間認識能力を鍛えるのに役立つといわれ、子どもに玩具として与える親も多いが、6面をそろえるのは特に小さい子どもには至難の技。

 だが2017年10月25日にバンダイのグループ会社メガハウスが発売した「ルービックファースト ~ベア~」は、クマ形のルービックキューブ。キューブの形が一つひとつ異なるので見ただけで直感的にそろえることができ、子どもや初めてチャレンジする人にとっても比較的簡単で好評だという。対象年齢は6歳から。

 日本では1980年に発売され、初年度に400万個を売り上げて大ブームを巻き起こしたルービックキューブは、その後も何度かブームが再燃。現在までにシリーズ累計で約1285万個(2017年3月現在)が出荷されている。これまでにも回すたびに形が変わる「ルービック カラーブロックス」など、変形型のシリーズ商品も出ているが、ルービックファーストについては「もはやキューブ(立方体)といえないのでは」という声もありそうだ。とはいえ「見た目がかわいらしいので、子どもへのクリスマスプレゼントに向いていると好評。完成後はフィギュアのように飾っておくのもおすすめ」(メガハウス広報担当者)とのこと。年間で5万個の販売を目標にしている。

「ルービックファースト ~ベア~」(1280円)。幅82×奥行45×高さ110mm。全国の玩具取扱店で発売中。上野動物園のパンダ「シャンシャン」をイメージしたパンダデザインシールを、シャンシャンの誕生日6月12日にちなんで612人にプレゼントするキャンペーンも実施
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(文/桑原 恵美子)