「POCHI-PON(3個入り)」(1200円)
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 筒形のお年玉用ポチ袋(小さな祝儀袋)「POCHI-PON」が、先行販売していた店舗で売り切れ続出の人気になっている。丸めたお札がちょうど入るサイズで、イラストレーター・てらおかなつみ氏による来年の干支の犬のイラストや、ふたを開けたときに「ポン!」と音が鳴るが特徴。同商品を制作したデザイナーが2017年11月2日にツイッターで紹介したところ、2日間で1万リツイート、2万「いいね」を超えた。

 POCHI-PONは1919年創業の紙器印刷会社・TAISEIが紙の道具「紙器具(しきぐ)」を提案するために、2017年10月にスタートしたプロダクトブランド「大成紙器製作所」の商品。紙管の技術を生かしたものづくりを考えるなかで、「ポチ袋はミニ封筒であることが当たり前になっているが、紙管に入れて渡してもよいのではないか?」と発案。開けるときに「ポン!」と音が鳴ることに価値を見い出した。

 「包装のための箱自体を商品にし、“伝える・収める・設える”を理念とする紙器具らしい開発ができた。お年玉だけでなく、手紙を入れたり、小物を入れたり、さまざまに活用できるので、もらった後も使い続けてもらえるとうれしい」(同社)。監修は中川政七商店、クリエイティブディレクションはUMA/design farmが担当しており、中川政七商店全店舗、同店オンラインショップで購入可能だ。

幅2.6cm、高さ8.8cm、奥行2.6cm。ふたを開けると隠れたデザインが表れる(「いぬ/てらおかなつみ」デザインは売り切れ)
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(文/桑原 恵美子)