「畑のおだし」(5g×8パック入り、980円、送料別)。「備蓄食セット」(1920円、全国送料無料)もある
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 野彩八巻(熊本県熊本市)の乾燥野菜「HOSHIKO」シリーズが備蓄食として人気だ。なかでも2015年1月に発売された「畑のおだし」が売れている。2015年4月時点での月間販売数は380袋だったが、2016年4月の出荷数は1250袋と約3倍に。累計販売個数も8000袋を突破した。2016年1月17日にNHKのテレビ番組「サキドリ」で紹介され、熊本地震を受けて5月15日にも同番組で紹介。現在も注文が殺到している状態だ。

 同シリーズは熊本県産の特別栽培農産物ブランド野菜「熊本とっぺん野菜」を、取れたての新鮮なうちに乾燥させたもの。野菜本来のうまみや甘さ、コクを出すために化学調味料、ブドウ糖、酵母エキスなどの添加物を加えていないという。「『酵母エキスの入ってない商品を探していた』など、健康や美容にこだわる女性に人気」(同社商品開発担当)で、和洋中の料理に使えるパプリカ、フェンネル、ロマネスコなど約20種類の野菜がそろう。ゴボウ、カボチャなどはスライスやダイスなど切り方でも選べる。離乳食や糖分や塩分を控えたい高齢者食、アウトドアでの活用など、目的に合わせて購入者層も幅広いという。複数の野菜をミックスした「スープHOSHIKO」「餃子HOSHIKO」「HOSHIKOでお弁当」なども人気だ。

 2015年のミラノ万博にも出展するなど、海外への輸出も視野に入れているという。新商品にはゴボウを使ったシリアル「ゴボノーラ」やイチゴや柑橘の菓子も。自社通販サイトのほかAMAZON、テレビショッピングのQVCなどでも購入できる。

(文/志水 京子)

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