特許技術で爪の当たる部分を補強した超高耐久スポーツソックス「GUNSOKU(グンソク)」。1カ月以内に破れた場合の無料交換サービス付き。価格は875円~
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 日本ニット(奈良県香芝市)のブランド・ケンビースポーツソックス研究所の超耐久スポーツソックス「GUNSOKU(グンソク)」が、発売から12年目にして売り上げを伸ばしている。2016年の年間販売数は初年度の60倍となる3万6000足だったという。

 同商品は同社の5本指スポーツソックスをもとに、爪の当たる部分をさらに補強した商品。1カ月以内につま先が破れた場合、無料で交換するサービスを2014年に国内で初めてスタート。口コミで評判が広がり、販売数が約170%アップし、1カ月の平均販売数を1800足から3000足に伸ばした。

 特徴は足を踏み込む際に圧力がかかる親指部分のみに、特殊な超高強度スーパー繊維「ダイニーマ」を編み込み、より高い耐久性を実現している点。ダイニーマは強度が非常に高いぶん、伸縮性が低く、靴下全体に使用するとはき心地が悪くなる。さらに編み立て機が傷みやすいなど製造工程・設備への負担も大きい繊維だ。同社では長年にわたってさまざまな糸の編み方を研究し、独自の編立方法を開発。ダイニーマを靴下の一部だけに最適な形で生地に仕立てることに成功。これまで負担のかかる場所ばかりが破れやすく、買い替え頻度が高かったスポーツ用ソックスの課題を解消した。

 これまではハイソックスとクルー丈の2タイプのスポーツソックスをM、L、LLの3サイズで展開していたが、4月からはスクール用、5月からは土踏まずを上げて疲労軽減効果を高めるマラソン用やウォーキング用など、用途に合わせた商品を投入し、さらに販売拡大を目指す。

(文/近藤 浩己)

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