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単三乾電池3本使用(別売)。146×100×95mm、約270gとコンパクト。台座の下に診察券などカード類も収納可
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 薬の飲み忘れを防ぐシニア向けコミュニケーショントイ「スマイルメディくん」が、2016年12月3日にデジレクト(東京都八王子市)から発売された。現在は大手通販サイトのほか、ユーザー層を踏まえて新聞やカタログ通販などアナログ媒体を中心に販売中で、さらに薬局など実店舗でも試験的に展開を始めている。いずれも好調な販売状況からすでに在庫切れが予想され、増産も検討中。年間1万体の販売を目指すという。価格は5800円だ。

 前もって薬を飲む時刻を設定しておくと音声で教えてくれるので飲み忘れを防げるといい、本体背面の引き出しトレーには1日分の薬を収納できるようになっている。

 設定した時刻を伝える以外にも、時間帯に応じて健康に関する約600種類の豆知識や20種類の早口言葉などを話したり、音声認識機能ではないが、本体内蔵のマイクが音や声に反応して話したりするという。会話時の呼称は「おじいちゃん」「おばあちゃん」など8種類の中から選べる。

 クラウドファンディングサイトに商品を掲示したところ、開始から約1週間で目標額を達成。最終的には100人以上の支援者が集まった。「飲み忘れがなくなった」「聞いた豆知識をきっかけに夫婦の会話が増えた」などの声も。購入層は60歳以上のシニアユーザーがメーンだが、シニア向けギフトや子どもの薬飲み忘れ予防としての需要もあるそう。

(文/梶 里佳子)