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 2009年1月15日に厳冬のニューヨークで実際に起こった、飛行機のハドソン川への不時着事故。ジェット機による水上着陸は過去に成功例がほとんどないほど難しいものでありながら、乗客乗員155人全員が助かるという奇跡を起こした。その生還劇を映画化したのが『ハドソン川の奇跡』だ。

 メガホンをとったのは、前作『アメリカン・スナイパー』(2014年)が自身の監督作最大のヒットとなったクリント・イーストウッド監督。同機の機長で主人公のチェスリー・“サリー”・サレンバーガー役を、本作がイーストウッド監督と初タッグとなるトム・ハンクスが演じ、早くもアカデミー賞最有力と目される作品だ。

 「USエアウェイズLCC.Nの1549便不時着」というニュースは、新聞、インターネットやテレビ番組など数々のメディアで報じられたので、覚えている人も多いだろう。だが映画が語るのは、155人の命を救い、一躍英雄として称賛されたサリー機長が、一転、容疑者として問い詰められていたという事実だ。大勢の命を救ったのに、なぜ裁かれることになったのか? その様子を現在86歳のイーストウッド監督が見事に映像化してみせた。

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