2017年、邦画全盛時代が続いてきた映画界に、ある異変が起ころうとしている。久しぶりに興行収入で洋画が邦画を上回ろうとしているのだ。

 今年上半期の日本国内における興収ランキングでは1位の『美女と野獣』を筆頭に、2位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、4位『モアナと伝説の海』と『SING/シング』、6位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、8位『ラ・ラ・ランド』と『バイオハザード:ザ・ファイナル』、10位『ワイルド・スピード ICE BREAK』と洋画が10本中8本を占めた。

 邦画でランクインしたのは、3位『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』と7位『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』のみ。2016年なら『シン・ゴジラ』(3位)、『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』(9位)、2015年なら『HERO』(8位)と、例年なら必ず1~2作品はランクインする邦画実写がゼロという結果に終わっている。

【2017年 上半期興収ランキング】
■1位『美女と野獣』121億円
■2位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』72億円
■3位『名探偵コナン から紅の恋歌』68億円
■4位『モアナと伝説の海』51億円
■4位『SING/シング』51億円
■6位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』45億円
■7位『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』44億円
■8位『ラ・ラ・ランド』42億円
■8位『バイオハザード:ザ・ファイナル』42億円
■10位『ワイルド・スピード ICE BREAK』40億円
(2016年11月~17年6月公開作が対象。興収は7月2日時点/MOVIE Collection調べ)
『美女と野獣』 (C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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『ラ・ラ・ランド』 (C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.
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