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 見事なラストで世界中を魅了した『シックス・センス』(1999年)から『ヴィジット』(2015年)まで、どんでん返しとオチで鬼才の名を欲しいままにしてきたM.ナイト・シャマラン監督。彼が放つ最新作『スプリット』は、23もの人格を持つ誘拐犯と女子高生の攻防を描く、サイコスリラー映画だ。

23人もの人格を持つ男が女子高生3人を誘拐

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 主人公は過去の痛ましい体験により心を閉ざしている女子高生のケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)。その日は人気者の級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデーパーティーにお情けで招かれ、気が進まないまま出席していた。

 悲劇が起こったのはその帰り道。クレアが父親の運転で親友マルシア(ジェシカ・スーラ)とともに家まで車で送ってもらうことになったのだが、運転席に乗り込んできたのは見知らぬ男(ジェームズ・マカヴォイ)。彼にスプレーをかけられた3人は、そのまま眠らされてしまう。

 目覚めるとそこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきたのは勝手に運転席に乗り込んできたあの男だ。このままでは命が危ない。どうすれば逃げられるのか? 頭をひねる3人が扉の鍵穴を覗くと、女性の脚が視界に入る。その女性に助けを求めるも、姿を現したのは女性の服を着て、女性のような口調で話す先ほどの男。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出さないわ」と言い残し、扉を閉める。すると今度はその男が子どものような格好をしてやって来て「僕、ヘドウィグ。9歳だよ」と屈託なく話しかけてくる。

 実は彼は23人もの人格を持つDID(解離性同一性障害)で、精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けている男だったのだ。

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