(C) 2017映画『追憶』製作委員会
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 1957年に東映に入社。1966年に『非行少女ヨーコ』で監督デビューをはたして以来、『新網走番外地』シリーズ、『冬の華』(1978年)、『居酒屋兆治』(1983年)、『鉄道員』(1999年)、『ホタル』(2001年)、『あなたへ』(2012年)など、半世紀にわたり数多くの名作を生み出してきた降旗康男監督。

 その降旗監督が『駅 STATION』(1981年)で初コンビを組んだ撮影の木村大作と、16回目のコンビを組んだ映画が2017年5月6日より公開となる『追憶』だ。脚本を手掛けたのは『あなたへ』の脚本家・青島武と映画監督でもある瀧本智行で、完全オリジナルストーリー。

 物語は、篤(岡田准一)、啓太(小栗旬)、悟(柄本佑)という主人公たちが25年前に子ども時代を過ごした富山県で幕を開ける。親に捨てられ、涼子(安藤サクラ)が営む喫茶店に身を寄せていた3人は、涼子に気のある常連客の光男(吉岡秀隆)と共に、5人で家族のように暮らしていたが、ある事件を機にその生活には終止符が打たれ、それぞれが口をつぐみ、別の道を歩んできた。

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 しかし25年後、殺人事件によって3人は再会を果たすことになる。刑事となった篤、この殺人事件の容疑者となった啓太、そして被害者となった悟。はたして3人の身に何があったのか。名匠・降旗監督と木村のカメラを通して描かれていく。

 主人公の篤を演じたのは『永遠の0』(2013年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した岡田だ。その他、小栗旬をはじめ柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆といった、今の日本を代表する主演クラスの実力派俳優が集結。登場人物1人ひとりが背負い込んでしまった運命に時に翻弄されながらも、最後にはしっかりと向き合って生きていこうとする、ヒューマンサスペンスドラマに仕上がっている。

 そんな本作について、そして盟友・木村について、降旗監督に話を聞いた。

降旗康男(ふるはた・やすお)
1934年8月19日生まれの82歳、長野県出身。東京大学文学部フランス文学科卒業後、1957年に東映に入社。1966年に『非行少女ヨーコ』で監督デビューをはたす。1978年東映を退社しフリーに。高倉健主演映画を数多く監督している1999年『鉄道員』で日本アカデミー賞監督賞・脚本賞を受賞。 その他の代表作に、『新網走番外地』シリーズ、『冬の華』(1978年)、『居酒屋兆治』(1983年)、『ホタル』(2001年)、『あなたへ』(2012年)などがある
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