面白かった3位:アウディQ2&ボルボXC40

進め! クルマカジュアル革命

アウディ「Q2」(税込み299万~405万円)
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 2017年、さらに2018年とEVや自動運転革命以上に明らかに続くのは乗用車のSUV化です。世界2大市場の米国、中国ではすでに登場してくる新車の半分弱をSUVが占めており、そこで生まれてきたのがデザインのポップ化でありカジュアル革命。

 もとをたどれば2010年に出た日産「ジューク」に端を発するという説もありますが、その波がこのところプレミアムブランドにきており、急激にブランドのワクを超えた“面白デザイン”の採用が広がっています。

ポリゴン(多角形)をモチーフにしたデザインが特徴的なアウディ「Q2」
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 その最も顕著な例が2017年6月に日本でも発売されたアウディ「Q2」。正直、小沢は見た瞬間目が点になりました。これが端正で美しいアウディの末っ子SUVなの? と。なにしろ今までのオーセンティックなアウディじゃあり得なかった「ポリゴン」=多面体がモチーフ。なかでも目立つのはフロントグリルでボディーと比較して今までで一番デカいんじゃない? と思える横長8角フォルムを採用。その中に独自の8面体モチーフを全面的にちりばめてあります。

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 ついでに言うとポリゴンは、1990年代にTVゲームで使われ始めた3次元グラフィックの最小単位としても有名になった言葉。アウディがもしやゲーム用語? っていうだけで小沢的にはかなりビックリで、2004年デビューのアウディの2代目「A6」に初採用されたシングルフレームグリル以来の衝撃かもしれません。今日本に流れる「#型破る」CMも斬新。

 おそらくQ2はアウディとかドイツプレミアム勢とかそういう枠を超えて、「クルマではないもの」、どちらかというとガジェット的なものを目指しているように感じました。

アウディ「Q2」のボディーサイズは全長4200×全幅1795×全高1530mm
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