面白かった5位:日産リーフ&プリウスPHV

人はメディアと“政治”に翻弄される?

2017年10月に発売された2代目日産「リーフ」(税込み315万360~399万600円)
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 まず5位から行くと、2代目日産リーフ! 先日紹介したばかりの日本代表EVですが、なにが面白いってやっぱり今のEVブームのてん末ですかね。ホントに人って新聞、テレビで報道されると、そっちを盲目的に信じるんだなと。もっともフランス、英国は大臣クラスが「EVシフト」って唱えてますからね。そりゃ、現状のクルマを皮膚感覚で知らない人は「EVか~っ」て信じますよね。小沢だって「これからの基礎化粧品は、米酢だ」って言われたら信じますもんね。そうなのか! って単純に(笑)。

 例えば、ホントに2040年には先進国の一部で、販売されるクルマが100%ピュアEVになるとしたら、少なくとも2030年ぐらいには50%ぐらいになっててほしいところ。だけど現状2016年の段階で世界で売れたリーフの数は約5万台、日本単独だとわずか1万4795台で、2017年は年末までに増えても日本での登録台数がせいぜい2万台。今日本は年間500万台ぐらい新車が売れているので、リーフのシェアはわずか0.4%です。

「リーフ」の2カ月での受注は約1万2000台だったそう
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 もちろん今後はガラケーからスマートフォンに代わったように、エンジン自動車がものすごい勢いでEVに変わる可能性もなくはないです。でも冷静に考えて、スマホは早い人だと2年に1度くらい買い替えますし、しかも寿命は短めです。実際いま、10年前のスマホ使っている人ってほとんどいないでしょ?

 比べるとクルマは10年以上乗れるし、世の中もっと古いクルマも普通に走ってます。一定年数経ったエンジンのクルマは廃棄しなさいという法律が生まれたら、事情は変わりますが、それってホントにエコですかね?

 2代目日産リーフ、クルマとしては大変素晴らしく、静かさ、乗り心地ともに最高ですが、航続距離はモード燃費でまだ400km。小沢が都心で乗ったところ、実距離は270km前後。正直、エンジン車の代わりとして、今すぐに乗り換える気にはなりません。お値段も315万円スタートで、国や自治体から50万円くらい補助金が入りますが、それでもまだ200万円後半。

 要するにまだエンジン車とは別需要だし、別次元の魅力を持つ乗り物として買われているわけです。充電時間や充電ポイントなどの課題も確実に残ってますし。

「リーフ」の普及拡大には充電やインフラの問題も
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