オマケ:日産“プロパイロットX”

もう、すぐ目の前に来ていた自動運転

日産自動車の電子技術・システム技術開発本部の飯島徹也氏(左)と筆者
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 ついでにもうひとつオマケいっちゃいますと、2017年小沢が一番驚いたのはコレ。日産セミ(半)自動運転技術の「プロパイロット」です。具体的には小沢が勝手に名付けた先進プロトタイプの「プロパイロットX」。

 何にシビれたかってもはや既に自動運転が半分実現できていたこと。今回はプロトタイプを載せたインフィティ「Q50」の助手席に乗り、都内でテスト走行したのですが、東京の豊洲市場前を出発し、一般道を数km走って首都高湾岸線に入り船堀橋インターでUターンして帰ってくるという約20kmのコースで、ドライバーがステアリングを修正したのはただの1回!

 つまりですね。道の空いた平日の昼間とはいえ、自動運転技術は一部すでにできているのです。担当エンジニアの日産の飯島徹也氏いわく「日常の9割はこのまま自動で行けます」だそうで、要するに日常運転の3大難関「右折・左折・車線変更」を除き、すでに一部はできている。具体的には赤信号を見ての交差点前停止から前走車について停止、右折信号ナシの右折や混んでいる場所での左折、車線変更以外はできちゃうのです。

 具体的には日産の場合は今回の装置はカメラ12個、超音波ソナー12個、ミリ波レーダー9個、高価なレーザースキャナー6個と今までにない高精度地図データのHDマップまで付いていて、すぐさま実用化は無理だとしても、飯島さんいわく2020年発売の市販予定のプロパイロットは「近い動きがもっと少ない装置でできるようにしたい」とか。

 はたして本当にそれが可能かどうかは分かりませんが、とりあえずぜいたくな装置を付ければセミ自動運転が可能になり、高いレベルでイージードライブを享受できるのは事実。本当に驚きました。

テスト車にはカメラ12個、超音波ソナー12個、ミリ波レーダー9個、高価なレーザースキャナー6個とHDマップ搭載
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