どの手法が本当にエコなのかを考えると、スズキの作戦はアリ

スズキ「スイフトスポーツ」(税込み183万6000~190万6200円)
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 メディアでも政策的にもEV化が叫ばれる今、“最低でもハイブリッド”というムードがありますが、どの手法がトータルで考えたときに本当にエコなのか、レアアースやらレアメタルやらをムダに使わない方向を考えると、もしや軽量化が重要なカギなのかもしれないじゃないですか。地味ですけど。

 今の自動車技術トレンドの一つとして確実に軽量化もあり、軽くて強い高張力鋼板を使う以外に、今後カーボン素材や複合素材もクローズアップされていくはず。だからスズキの方向性はやはり気になるんです。

 1.4Lターボを搭載したスイフトスポーツの今までにない走りの楽しさと燃費の良さにしろハンパない。発進からしてビックリするほど速くて、最初はホントにこれスイフトなの!? と思っちゃったほど。6MT車で3速か4速に入れて、時速40kmを超えればもうギアチェンジの必要ナシと感じるほどフレキシブル。

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 ギアチェンジも非常に軽く、スムーズに決まるし、ATも今回CVTから6ATに変わり、不評だった間延びする感覚はなくなりました。

 ついでに言うと、軽自動車のワゴンRも同じスズキの軽量化コンセプトを取り入れ、全車700~800kg台でこれまた強化されたマイルドハイブリッドで低燃費を稼いでいます。

 残念ながら今の軽のスライドドアブームに乗り切れずに爆発的には売れてませんが、スズキの全ラインアップ的軽量化作戦は大いにアリ。今後のなりゆきも含めて非常に気になるモデルです。

スズキ「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の税込み価格は107万8920~177万9840円
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