新型「V90」に続き、スウェーデンではボルボ「V90クロスカントリー」が2016年9月に発売され、「S90」と併せて日本での発売を待つばかりとなった90シリーズ。本国はじめ欧州、米国で熟成されたあと、2017年早々に日本導入となりそうだが、はたしてその出来栄えはどうなのか。小沢コージが南欧で試乗した。

【コンセプト】今までとは完全に別ロジックに入った!

ボルボ「S90」
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 いよいよボルボが本格的に今までとは違う流れというか、別なロジックに入ったことを痛感させられましたわ。そう、新型プレミアムセダン&ワゴンの「S90」&「V90」。先日南ヨーロッパで乗ってきましたけど、トップカテゴリーの「90」シリーズとしてはほぼ18年ぶりに復活しての登場。車名からしてかつての「S80」や「V70」のひとクラス上であることが想像できますが、事実その通りの出来栄え。

 簡単にいうと設計思想からデザインまで生まれ変わった新世代のトップ・オブ・ボルボであるラージSUV、「XC90」と同じSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)プラットフォームから作られるセダン&ワゴンでありまして。なんといいますか、最大のキモはサイズや安全装備のすごさ以上に、かつてのボルボとは一線を画すノーブルかつエレガントな“プレミアムオーラ”をまとっていることなのです。

ボルボ「V90」
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