【インプレッション】スバルもついにビッグな北米専用3列シートSUVを!

スバルの北米市場専用新型3列SUV、アセント。全長×全幅×全高は4999×1930×1819mmで、乗車定員数は7人と8人を設定
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 まず日本ブランドの活躍からいくと、今や販売の米国比率が6割を超えて7割に近づいているスバルは完全に現地向けの専用SUVを開発。それがアセント。サイズ、デザインから露骨に北米向けであることがうかがえます。

 骨格には現行「インプレッサ」から始まったスバルグローバルプラットフォームを採用していますが、ホイールベースが極端に延ばされ、全長×全幅×全高は4999×1930×1819mmと巨大。長さはほぼ5mで幅は1.9m以上ですからアウディ「Q7」やボルボ「XC90」などのライバルにも十分対抗できる。価格はライバルより控えめでしょうけど。

 なにより顔つきが肉食系そのもの。サイズもそうですけど、おデコが張ったデカいグリル付きマスクやマッチョなフェンダー、タイヤとイチイチパーツが無骨でデカい。

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 それでいてインテリアのクオリティーはインプレッサ同様に上がっていて、ドイツプレミアム系ほどではないですが、随分アカ抜けた印象。

インテリアのクオリティーはインプレッサ同様に高いアセント
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 中身は今人気の3列シート仕様で7人乗りと8人乗りが選べ、床は若干高めで乗り降りは面倒とはいえ、一応3列目にも大人が座れます。2列目を下げるとヒザに背もたれが当たりますが。

アセントはスマートフォンと連携できるインフォテインメントシステムや、キャビンビューミラー、パノラミックサンルーフ、サンシェード、前席左右・後席独立温度調整機能付きフルオートエアコン、ベンチレーションシートをスバルとして初採用
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 エンジンは新開発の2.4L水平対向4気筒直噴ターボ。ピークパワー&トルクは260hp&376Nmで、さすがに車重が2.2トンに達する巨大ボディーを引っ張るだけあります。今までの2Lターボじゃ足りないのでしょう。

 同時に4輪のエンジントルクを制御するアクティブトルクベクタリングや滑りやすい路面で威力を発揮する「X-MODE」、先進安全のアイサイトも標準装備。やはりスバルは米国でも水平対向エンジン&4WDの走りと安全で迫るわけです。

 向こうじゃ日本ほど燃費を気にしていないのでよりタイムリー。もしやトヨタのフルサイズピックアップ「タンドラ」のように、日本じゃ知られてない米国風味の日本車として認知されていくのかもしれません。

新開発の2.4L 4気筒水平対向直噴ターボエンジンを採用したアセント
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