現時点では日本で発売予定がないという、次世代型BMW「1シリーズ」。実は欧州でも走っていない、この中国専用車に、小沢コージが広州で乗った。

【コンセプト】日本入荷の予定は全くありませんが

広州で試乗した次世代型BMW「1シリーズ」
[画像のクリックで拡大表示]

 私、小沢は今回中国で勝手に確信しました。もはやコンパクトBMWの全面FF化は避けられないだろうと。それは広州周辺で次世代型「1シリーズ」に乗ったときのこと。現状日本に入る予定はなく、ドイツはもちろん、欧州でも走ってない中国専用車ですが、この流れはもう避けようがないなと。

 長年FRレイアウト、つまりフロントエンジン・リアドライブにこだわってきたBMWですが、今やコンパクトクラスではスペース効率で有利なFFレイアウト、つまりフロントエンジン&フロントドライブに絶賛移行中。

 純粋なステアリングフィールや走り味でいうといまFRにアドバンテージがありますが、そもそもスペースに限りのあるコンパクトクラスでは採用しづらい。代表格のフォルクスワーゲン「ゴルフ」はもちろん、ライバルはほぼすべてFF車。加えて現状BMWのコンパクトミニバン系「2シリーズ アクティブ ツアラー」「同グラン ツアラー」は完全にFFですし、兄弟車のミニも最初からFFレイアウトを採用。

 最後のとりでといわれたのが現行「1シリーズ」。全長4.3m強のハッチバックとしては唯一のFRで、走り味は他にないものがありますが、次世代型のFF化は避けられないと目されていたわけです。

現在累計2万台以上、月販4000台と好調

 そんな矢先、先日世界カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)選考委員が招待された現地メディア「IIA」の中国車テストドライブで、ラッキーにも中国産1シリーズが! というのもリアシートの広さが重要視される現地では、いち早くFF化。すでに中国工場で作られていて、2017年3月に発売。現在累計販売2万台以上、月間販売4000台と非常に好調調。出来映えもいい。

 そこで小沢は勝手に予測。今後1シリーズはグローバルでもFF化し、よっぽどの不都合がなければ日本にも入ってくるだろうと。中国生産車かどうかは分かりませんが。

 というわけで、小沢コージが中国ミニサーキットで乗ったおそらく次期型となるであろう1シリーズのテストドライブをお送りします!

中国ではすでに累計2万台以上、月販4000台という
[画像のクリックで拡大表示]