相変わらずの若干わざとらしい硬さではありますが

今回試乗したのは、231ps&350Nmの2L直列4気筒ターボの「125i」
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 かたや気になる走りですが、エンジンは現行2シリーズのツアラー系やミニシリーズと基本的に同じで、150ps&200Nmの1.5L直列3気筒ターボと、192ps&280Nmと231ps&350Nmの2つのスペックが選べる2L直列4気筒ターボの3種類。ギアボックスは6速か8速のATが用意され、今回小沢が乗ったのは、最強の231psターボ&8ATを搭載する125i。

 まずはパワーに期待していましたが、思ったより出足のトルク感は薄め。これは中国市場向けの味付けなのか、それともFF化でハンドルを取られないための配慮か分かりません。

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 ただしそれ以外のBMWらしいボディー剛性の高さ、駆動系の遊びのなさ、ステアリング剛性の高さ、ブレーキ剛性の高さはさすが。真っすぐ走っているだけで「俺はBMWに乗っている」ことを自覚できる骨太な味わいで、そこはFF化されても不変。

 サーキットをチョイ乗りしただけですが、ステアリングの効きも良く、乗り味の濃さは日本車とは比べものになりません。

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 ただし、現行1シリーズや3シリーズと比べると、足回りの硬さが若干わざとらしい感じ。ステアリングをスッと切り込んだときの、ナチュラルなノーズの動きや手応えは若干違います。

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 FF車でなんとかBMWテイストを出すために、一生懸命硬く締め上げている感じ。それはアクティブ ツアラーやX1と共通のものがあります。

 とはいえ乗った瞬間5m走っただけで他にないBMWらしい味を感じさせてくれるのはさすが。中国で売れ始めているのも分かります。

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