2017年10月半ばに発表され、すでに街中を走っているトヨタの「ジャパンタクシー」。小沢コージが「ニッポンのニッポン人による環境にも人にも優しいニッポン向けタクシー」と呼ぶこのクルマ、どうやら国土交通省が推進する「UD(ユニバーサルデザイン)タクシー認定制度」がその開発には大きく関わってきたようだが、はたしてその中身や乗り心地は?

【コンセプト】単なるキュートタクシーじゃない!

2017年10月23日にトヨタが発表した「ジャパンタクシー」
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 久々に小沢、考えさせられる国産車に出合いました。「東京モーターショー2017」でも話題になった♪ジャパーン! そう、トヨタ「ジャパンタクシー」です。10月半ばに発表され、すでに街を走り始めていますが、ちまたじゃ「かわいい」とか「日本の“ロンドンタクシー”だ」といった肯定的な感想から「いまいちカッコよくない!?」などの声も上がっていますが、キモはやはりタクシー専用車であること。一応個人購入もできますが、車両価格は高め。なにしろ1.5L LPガスエンジン搭載の5人乗りミニバン風ボディーで安くて320万円台。そのぶん耐久性はケタ違いに高いのですが。

 というのもこのクルマの主題は豊田章男社長が言うように「街の景観を変える」ことであり「日々の生活を豊かにする」こと。

 粥川 宏チーフエンジニアいわく「タクシーはドア・トゥ・ドアで使える公共交通機関の“最後の砦”」。健康な人にはピンとこないかもしれませんが、足腰が弱くなってしまった高齢者や、歩行に問題を抱える人にとって、玄関口ギリギリまで迎えに来てもらえて、目的地の入り口近くまで送り届けてくれる唯一の公共交通機関なわけです。電車やバスでは代替できない領域を担当しているのです、タクシーは。

発表会は東京・台場で開催。豊田章男社長も登場した
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