2015年10月15日にスズキが発売したコンパクトSUV、新型「エスクード」(欧州名:VITARA)。「ジムニー」や1988年の発売以来の歴代モデルの特徴を継承しつつ、進化させたという4代目は、すでに欧州市場では売れているという。その理由とは?

【コンセプト】エスクードよ、ついにオマエもか!?

スズキの新型「エスクード」
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 いやはや自動車界、いまだに意外なる掘り出し物ってあるもんですな。世界的ブームで雨後の竹の子のごとく登場するコンパクトSUVやらクロスオーバー系。日産「ジューク」にホンダ「ヴェゼル」と人気車数あれど、聞けばスズキ伝統の本格コンパクトSUV「エスクード」がフルモデルチェンジして4代目になるとか。

 初代エスクードといえばかつて「クロカン4WD」と呼ばれた1980年代生まれの本格派。なりは小さいが、エンジン縦置きで副変速機を備え、ヴェゼルやジュークのようなFFベースのナンパ4WDとはひと味違う無骨なガンコ者だった。さらに先日まで2005年生まれの3世代目もジミ~に売られていた。

 ところがこの4代目、パッと見かなりのナンパ系で、実は中身もFFハッチバックの「SX4 Sクロス」ベースとか。よって小沢もジュリアス・シーザーばりに「エスクードよ、ついにオマエもか?」と思ったところ事情はけっこう複雑だったりする。

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