【インプレッション】ノーブルな北欧ランドローバー路線じゃない!

エクステリアデザインを担当したイアン・ケトル氏
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 新型XC40を見てまず思うのは、基本的なプロフィールやボディーのバランスは、アニキ分と共通だということ。ノーズの厚み、塊(かたまり)感、前後タイヤの自然な位置関係はXC90やXC60譲りで、明らかにノーブル化した新世代ボルボ。

 ところが若きエクステリアデザイナー、イアン・ケトル氏が語るようにディテールやカラーリングが明らかにポップ。

 「ボルボは必ずひと筆書き。始まりから終わりまでがつながっており、破綻のあるディテールはありません」というように、違和感ある乱れはないものの、左右ドアパネル下のエグレや前後のボクシーな造形は大胆。特にエグレはスプーンで削ったような深さがあり、エレガント一辺倒のアニキ分とは明らかに違うゴツゴツ感。

「XC40」には左右ドアパネル下のエグレはスプーンで削ったような深さがあり、エレガント一辺倒の「XC90」「XC60」とは違うという
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 同じく若い担当デザイナーが「川の下流の削られて丸まった石でなく、上流のゴツゴツした石のよう」といったアウディQ2と似た、あえて演出した荒っぽさです。あれほど六角形でキッチリ決めてはいませんが。

 ボディーカラーも全てではありませんが、1960年代の名車「アマゾン」で使ったアマゾンブルーのツートンカラーも用意。これがなかなかネオクラシックで面白い。

アマゾンブルーのツートンカラーの「XC40」
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