「フランクフルト国際モーターショー2017(the 67th International Motor Show :IAA)」(2017年9月14日~24日までドイツ・フランクフルトで開催)のポイントは「EVシフト」「自動運転シ フト」だけじゃない。BMWやポルシェ、フェラーリなどの本当の顔に小沢が迫りました。

【インプレッション】露骨に“二つの顔”を見せるBMW

「i3」「i8」に続く「i4」になるかもしれないという、BMWの「iビジョン・ダイナミクス」
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 一見「EVシフト」「自動運転シフト」ばかりが目に付くフランクフルトショー2017ですが、その見方は偏っていて正しくありません。今まで通り「クルマの楽しみ=走る快楽の追求」も着実に進化を見せております。なかでもドイツ御三家でその二面性が光ったのがBMWグループ。

 EV系では現状のハイテク電動モノ「i3」「i8」に続く第3のモデル「iビジョン・ダイナミクス」を発表。今の「4シリーズ」に近いサイズ感から「将来のi4になるかも」(?)と目されていますが、同時にi3の改良版も地味に登場。最新のオペレーティングシステムや進化したコネクテッド機能を搭載してます。

BMWの「i3」
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 一方ミニは、EVの「エレクトリックコンセプト」を発表。同ブランドはかつて2代目BMWミニの時代に「ミニE」を作り、世界の大都市で実用実験をしていましたが販売はされませんでした。エレクトリックコンセプトはまだ現実的なディテールをまとってはいませんが、おそらくより信頼性を増した現i3のシステムを取り込んで、市販化してくると予想されています。

 先進的なBMWiのカーボンプラスティックボディー&アルミフレーム技術まで使うかどうかは分かりませんが、個人的にはそれくらいぶっ飛んだ“ハイテクミニEV”が見たいものです。

ミニブランドの「エレクトリックコンセプト」
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