車内を移動しやすいスーパースライドシート

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 あとはなんといってもインテリア! 前から他の軽に比べてクオリティーの高さが際立っていたN-BOXですが今回さらにアップ。高価なソフトパッドは一切使われてませんが、インパネ樹脂のマットな風合いといい、シックなデザインといい、ますます乗用車っぽく上質化してます。

 それと助手席前の棚の構造や運転席前の巨大ボックスなどは先代を受け継ぎつつも一新されていて、物入れ性能がかなり進化。あくまでも実用性重視の機能商品として進化しており、ブレがありません。

 ただし、逆に言うと今のミニバンではやりのマイルドヤンキーテイストはあまりなく、そこには付け入るスキがあるような。

ダッシュボードの運転席側にはドライバーが取り出しやすいドリンクホルダーやティッシュも入れられるアッパーボックス、助手席側には収納できるドリンクホルダーや大型トレイなどを装備
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 さらに驚きなのが、軽自動車の最初のモデルチェンジでは普通変えない低床プラットフォームを骨格から一新したこと。結果、室内長が2cm伸びてさらに広くなり、1列目下のガソリンタンクの薄型化とエアコンレイアウトの変更により、床下の自由度が広がり、助手席スーパースライドシートが可能に。

 このシステムのどこがいいかって、子育て中の奥さんがリアシートに子どもを座らせてから、そのまま助手席を前に出せば、車内を通って運転席に座れること。いったん外に出て運転席ドアから入らなくてもいいのです。

 さらにシートを一番後ろにスライドすれば、運転席、助手席、リアシートがそれぞれ近くなり、3者の会話がスムーズになるとか。今までリアシートが遠すぎて1列目と2列目で話が弾まなかった欠点がなくなったといいます。

助手席スーパースライドシートを採用し、57cmも前後に動かせるようにした。標準装備のスライドリアシートと併せて使うことで、車内の移動もラクできるように
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 とはいえもともと室内が高くて広かったN-BOX。1~2列目に普通に座った限りでは、さほどスペースが増したとも思えず、拡大は主にラゲッジに当てられている模様です。

 なにしろリアシートスライドを一番下げた状態で荷室長が25mm、高さも55mm伸び、テールゲート開口部が75mmも下がってるわけで実用性はますます上がってます。

荷室も使いやすくなっている。スライドリアシートを前にずらした分は、荷物を置ける空間になる
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「N-BOX」は初代も室内が高くて広かったので、特に大きくなった感じはしない
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