4WDモデルの割にステアリングフィールもいい

 走行したのは合計わずか5周程度。しかし不思議なもので、乗れば乗るほど感覚がつかめてきます。そこはやはり最新ミッドシップスーパーカー。意外なほどドライバーの感覚に忠実で、4WDモデルのわりにステアリングフィールはいいし、旧型「ガヤルド」より作りは繊細。タイヤが路面を使ってる感覚も、オシリを通じて伝わってくるのです。

 そして最後に最も過激な「コルサ」モードに入れたときのこと。ステアリングは明らかにしっかりと硬く、遊びがなくなり、安心感は倍増。聞けばこのときにALAも最も強く利くそうで、雨でもすぐに時速100kmに達する鈴鹿。その効果は予想以上に大きいのかも。

 さらに最後の5周目です。フロントにしっかり荷重をかけながらスプーンカーブに進入。手応えがことのほかいいので、立ち上がりで思い切って多めにアクセルを踏んだらリアがいきなりズルッとスライド!

 そのまま踏み続けてドリフトする根性はありませんでしたが、いきなり640psのミッドシップスーパーカーが牙をむいてきたのです。

 しかしそれでもスピンの気配は全くナシで、ステアリングの利きもしっかり。さすがは最新鋭スーパーカーで、限界のつかみやすさは十分。ほどよくドキドキしながら雨の鈴鹿を楽しめました。欲を言うと、せめて一度はドライ路面でもっとぶっ飛ばしたかった~とは思いましたが。