2017年3月にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー」で発表され、“ロードカー史上最速”とうたわれるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」。3400万円を超えるこのスーパーカーに、小沢コージが雨の鈴鹿で乗った。

【コンセプト】昔のスーパーカーはボディービルダー的だったはずなのに

アウトモビリ・ランボルギーニの「ウラカン・ペルフォルマンテ」は2017年6月8日に日本でも初披露された。税込み価格は3416万9904円
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 つくづく時代は変わりゆくものです。今やドイツのニュルブルクリンク北コース、つまり全長20km強と超長く、アップダウンも超厳しい世界で最も過酷なサーキットでの量産車最速の座に、イタリアンスーパーカーのランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」が座る時代が来たなんて!

 しかもタイムがハンパじゃない。アクセル全開区間が何秒も続き、時速200kmオーバーは当たり前の北コースで驚異の6分52秒01! 一時はポルシェ「911」や日産「GT-R」のような日独硬派スポーツが最速を競い、7分台に入るのがやっとだったのに。

 誤解を恐れずに言うなら、昔、1970年代のスーパーカーはわりとハッタリ系でした。本当に速いモデルもあったけど、カッコいいミッドシップスーパーカーは結構インパクト重視。本格的な鋼管パイプフレームボディーの真ん中に、ハイスペックな多気筒エンジンを積んでいても、実際に飛ばすと扱いにくかったり、レースカーとは別物の視認性や操縦性を持っていました。

 いわばマッチョなボディービルダーと、リアルにオリンピックに出るアスリートが似て非なるようなものかもしれません。

 小沢が勝手に断言するならばスーパーカーの本義はオンロードで目立ち、存在感を放つこと! かたやレーシングカーはサーキットでのラップタイムを縮めること! 両者は似て非なる存在で、決して混じり合うことはなかったわけです。

2016年10月にドイツ・ニュルブルクリンクの北コースで量産車史上最速ラップとなる6分52秒01を記録したランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」。2013年にポルシェ「918スパイダー」が記録した最速ラップを4秒99も上回ったという
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