日本でも発売されて1カ月がたったマイナーチェンジ版のフォルクスワーゲン7代目「ゴルフ」。すでに本国で試乗していた小沢コージが日本で改めて乗った。

【コンセプト】249万円スタートのままで装備と消費税は上がってるから実質値下げ!

フォルクスワーゲンの新型「ゴルフ」。税込み価格は「ゴルフ TSIトレンドライン」で249万9000円となる
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 新春すでにヨーロッパで乗ってきた、一部に「ゴルフ7.5」やら「デジタルゴルフ」とも呼ばれているマイナーチェンジ版7代目「ゴルフ」。4年前の国内デビュー以来、初となる大改良であり、小沢的には実質「ゴルフ7.3」ぐらいじゃないの? とか思ってますが、それにしても改めて感銘を受けたのが質感とコスパの高さ。

 週末に国内で乗ってみましたが、まずは別格の「小さな高級車」感。価格的には先進安全装備抜きとはいえ、1.2Lターボの「TSIトレンドライン」が税込み249万9000円スタートでLEDテールライトは全車で標準装備なうえ、消費税も上がってるので実質値下げ。と実質値下げレベル。いかにフォルクスワーゲンがマジでゴルフを日本で売る気なのか分かりますが、ほぼ同価格のトヨタ「プリウス」などと比べると、走りの質感、インテリアの質感の差は歴然。

 デザインも好き好きではありますが、それにしてもゴルフのクセのない美しさ、インパクトを追わないカッコよさは日本じゃ貴重。

フロントとリアのバンパー、ヘッドライトは新しいスポーティーなデザインに変更
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国産ライバルの一歩上行く質感

 かたやガチンコのハッチバック勝負でいうとスバル「インプレッサ」やマツダ「アクセラスポーツ」などが気になりますが、ゴルフのほうが全長が短いくせして広さは同等だったりとパッケージングや質感ではまだまだゴルフに分あり。

 燃費で言っても今回マイチェンゴルフが日本仕様を測り直し、1.2Lターボが19.1km/L、1.4Lターボが18.1km/LとJC08モードが下がっていて、アクセラ1.5Lディーゼルの21.6kmにこそ負けてますが、インプレッサより上。ガソリン単独じゃトップクラスです。もっとも価格は輸入車ってことでシンプルなスバルやマツダと比べると高めですけど。

 とにかく大人5人と十分な荷物が載るクオリティー実用車として見ると、ゴルフは変わらずベンチマーク的存在。事実先日10代目「シビック」をリリースしたホンダエンジニアも言ってました。「本当に侮れないのはゴルフだ」と。

 小沢が改めてチェックしてみました。

全長×全幅×全高は4265×1800×1480mm
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