2017年に発売されたボルボの「XC60」のディーゼルモデル「XC60 D4」に小沢コージが試乗。同社は2019年以降に発売する新型車をすべて電動モーター付きにすると宣言しているので、これが最後のディーゼル車になる可能性があるという。

【コンセプト】EVシフトの影響でボルボディーゼルは“早期”終了?

 もしかしてボルボ最後のディーゼルなのかも? 名残惜しさを感じつつ、試乗してきましたよ。2017年に上陸するなり、日本&世界カー・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞し、人気爆発中の2代目ミディアムSUV、ボルボ「XC60」の新追加モデル「XC60 D4 AWD」。

 D4の文字は当然ながらディーゼルエンジンを搭載したモデルであることを表していて、ピークパワー&トルクは190ps&400Nmとほどよい力加減。現行のボルボ製ディーゼルエンジンには、このほかに235ps&480Nmとハイパワー版の「D5」もあるんですが、どちらも基本的には2Lの直列4気筒ターボ。

 ボルボは2015年ぐらいから新世代モジュラーエンジン「Drive-E」を投入。このエコ重視の時代に5気筒以上のぜいたくな多気筒エンジンは作らないと定め、さらにガソリンエンジンとディーゼルエンジンの基本構造を共通にすることで生産、開発効率を改善。パワーアップや味付けは主に過給機やモーターで行う手はずになっています。

 実際その出来は素晴らしく、現状日本ではディーゼルが選べるボルボ「V40」は半分以上、旧型V60は7~8割をディーゼルモデルが占めています。その結果、最近のボルボは燃費がいいとの評価も得ていたのです。

ボルボ「XC60 D4 AWD」(希望小売価格は税込み599万円~)
[画像のクリックで拡大表示]