「北京モーターショー2018」でピュアEV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)、FCV(燃料電池車)といった新エネルギー車が174台(うち124台が中国専用車)と伝えた通り、中国のEVシフトはかなり本気度が高い。今回は現地で小沢コージ氏が中国製のEV7台に試乗してきた。まずは3台、レポートをお届けする。

【コンセプト】EVシフトの世界的中心は間違いなくココ!

 なんでも現地に行かないと分からないことってあります。例えば今や世界EV大国となった中国の実態!

 先日小沢は、現地の大手自動車メディア、IIA(网通社)の仕事で、北京郊外のミニサーキットまで行ってきましたが、なんと今まで日本人がほとんど乗ってない中国製EVに7台も乗れちゃったのです。

 最近、EVシフトが声高に叫ばれていますが、それはまだまだ局地的な話。例えば、2009年から三菱「i-MiEV」、2010年から日産「リーフ」が売られているEV先進国たる日本。しかし、2017年に日本で売れたピュアEV、PHVの台数はたったの5万5945台。一番売れたのはトヨタ「プリウスPHV」の2万6734台で、2位はピュアEV、日産「リーフ」の1万6925台。北米テスラもそれなりに売れてますが、台数未公表なので分かりません。おそらく合わせても5万~6万台のはずです。

 ところが中国で2017年に売れた新エネルギー車(NEV/ピュアEV、PHV、FCV)は77万7000台! このうちピュアEVは65万2000台!! で、これは世界の新エネルギー車販売台数のほぼ半分を占め、日本の10倍以上にもなります。そうでなくても2019年から生産台数の10%を新エネルギー車にしなくてはいけないNEV規制が施行される中国。VWグループなら40万台以上、トヨタ・日産・ホンダなら十数万台以上のEVやPHVを売らなければいけないわけで、これは相当に厳しいハードル。電動化傾向はますます強まるわけです。

中国の大手自動車メディア「IIA(网通社/www.news18a.com)」の仕事で中国製7台に試乗してきた
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