【小沢コージの勝手なる予言】ウソをついてもバレるネット時代向きかも?

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 ってなわけで理想主義なマツダならではの、マジメ過ぎる作戦のようにも見える新型CX-5の商品改良。しかし、考えようによってはイマドキと言えなくもありません。それは最近のゴシップに代表されるように、今やインターネットによって誰がかつてどう言ったか、何がどう変わったかが視聴者にすぐバレてしまう時代。情報はたくさん残ってますし、小手先だけの変更だと逆に印象を落としかねません。

 そうでなくてもマイチェンでデザインを変えて改悪となった例は枚挙にいとまがなく、そうそう簡単に美しいデザインは生まれ得ないものなのです。

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 また旧型オーナーにしてみれば新型は変わらなければ変わらないほどうれしいのもまた真実。特にマイナーチェンジで大きく変わるとガッカリします。自信を持って出した自らのデザインを長く大切にする。これはこれで正しい考え方であり、顧客満足度を上げる効果もあるのです。

 すでにグローバルで25万台以上、国内でも4万台以上を売った2代目マツダCX-5。これはこれで正しいブランディングなのではないでしょうか。

 とはいえ売らんがために目新しさを追いがちな自動車づくり。変えないことと変えること、両者のあるべきバランスを見付けるのは実際すごく難しいことだと思っています。

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スタイル★★★★
実用性★★★★
★★★★★
 

プロフィール

小沢 コージ

自動車からスクーターから時計まで斬るバラエティ自動車ジャーナリスト。

連載は日経トレンディネット「ビューティフルカー」のほか、『ベストカー』『時計Begin』『MonoMax』『夕刊フジ』『週刊プレイボーイ』、不定期で『carview!』『vividcar』などに寄稿。09年10月から10年3月までTOKYO MXテレビで毎週土曜夜11時に放映した『アンダーステア』のパーソナリティとしても活躍。近著に「アンダーステア DVD Vol.1 スーパースポーツ編」がある。愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ、シティ・カブリオレなど。

ブログ「小沢コージでDON!!」も随時更新。

 プロデュースした単行本「つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた」が集英社よりに発売中(Amazonで購入はこちら)。

 最新刊は2013年5月20日に発売された「車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本」(宝島社)。