なんでこんなにジミなの! と言いたくなるメカニズム

 よって今回の注目はやはり2Lと2.5Lのガソリンエンジンの改良。特に2.5Lのほうです。どちらも燃費向上や耐ノッキング性向上を見込んでエッジカットピストンの形状変更、水流制御バルブ、低抵抗ピストン&ピストンリング&オイルシールの採用、そのほかサーマルマネージメントや燃料噴霧改善にも努めていますが、何より2.5Lガソリンに初採用された気筒休止システムがユニーク。

 これは1980年代からある技術で文字通り、走行状況に応じて多気筒エンジンの一部気筒を爆発させずに休ませることにより、ムダを省く技術。両足でこいでいた自転車のペダルを、パワーが要らないときに片側だけこぐようなものです。

 従来はV型エンジンに使われることが多く、かつてキャデラックのV8やホンダのV6エンジンが時に片バンク休止を行いました。今回マツダは、4つの気筒が横に並ぶ直列4気筒エンジンをベースにそのうちの2気筒を休ませる戦略。