セクション2:山道登り──日産e-POWERが微妙に巻き返し!

 お次は御殿場インターを降りてからの「天下の険」こと箱根の急坂の上りです。道はかなりのクネクネ具合で、しかもほかにクルマがいるので大して飛ばせません。要するに、低速での急坂上りって感じですな。

 はたして折り返し地点での距離103kmの強羅ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパではセレナ14.2km/Lでノア16.2km/Lとその差、2.0km/L。ほんのわずかですが差は縮まってきてます。やはりe-POWERは低速重視。街中や普段使いでは悪くないのかもしれません。

折り返し地点となる強羅ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパでは「セレナ」14.2km/L、「ノア」16.2km/Lと差が縮まっていた
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セクション3:山道下り─e-POWERこそ山下りの神? セレナ急激巻き返し!

 はたして復路の山道下りですがここからはスイスイです。強羅の標高がおよそ700mで箱根湯本115m。約20kmの距離で600mも下がるという相当急激な下り坂。

 結果124.1kmの箱根湯本の時点でセレナ15.5km/L、ノア17.1km/L! その差1.6km/Lと急激に差を縮めてきてます。まさしく山下りの神、セレナe-POWER!

下り坂を走った結果、トータル124.1kmの箱根湯本の時点で「セレナ」15.5km/L、「ノア」17.1km/Lと差が縮まった
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 ここにはおそらくハイブリッド方式の違いが如実に出ていて、トヨタの「THS(トヨタハイブリッドシステム)」がどんな状態でもエンジンがモーターとつながり、ある程度は回らなければいけないのに対して、e-POWERはエンジンと駆動用モーターが全く別々なのでエンジンを休ませることができます。

 ズバリ、パワーを使わないで済む行程はシリーズハイブリッドのe-POWERが有利なのです。ソレが見事結果に表れています。

日産の「e-POWER」はエンジンと駆動用モーターが全く別なので、下り道ではエンジンを休ませることができる
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トヨタの「THS(トヨタハイブリッドシステム)」は常にエンジンがタイヤにつながる
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